【保険適用の「再生療法」にも対応】
~可能な限り再発/抜歯を回避する治療~
- 「歯周病菌」に直接アプローチ
- 「短期集中治療」に対応
- 歯科衛生士「担当制」
- 「口臭」の改善
〒212-0055
神奈川県川崎市幸区南加瀬3-5-3 トキワクリニックビル3階
~可能な限り再発/抜歯を回避する治療~
このような状態ではありませんか?
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
理由は2つあります。
ご存知の方も多いかと思いますが、歯周病は生活習慣病です。つまり、いくら歯科医院で治療をしたとしても、私生活が乱れている場合、歯周病は改善しません。
歯周病は「歯周病菌」が原因で引き起こされます。
つまり、歯周病菌をコントロールしないとすぐに再発してしまいます。細菌には「目に見える細菌」と「目に見えない細菌」がありますが、その両方にアプローチが必要になります。片方だけのアプローチでは不十分です。
つまり、歯周病を改善させるためには「患者さんの協力」と「歯科医院側の適切な処置」の両輪が必要となります。どちらかが不十分であれば、何年治療をしたとしても状況は良くなりません。
では、どのようにして当院では歯周病を改善させているのかをご紹介します。
ご自宅で患者さん自身が行うことに関しては後述します。
ここでは「歯科医院で行う処置」に関してご説明します。
当院では緊急時以外は、すぐに治療に入ることはしません。
まずは患者さんのお口の状態等をしっかりと診断し、歯周病の進行度合い、そして歯周病が進行してしまう原因を究明します。
これを疎かにし、やみくもに治療するのは「賭け事」と同じです。
医療は「科学」です。そして「因果関係」があります。
問題が生じている「原因」の究明が先決となります。
当院で行っている検査の一部をご紹介します。
「咬合性外傷」と呼ばれる歯周病に似た症状があります。治療法はまったく別になるので、どちらの病気なのかを最初に判断します。
歯周ポケットの深さを測り、歯周病の進行度合いを確認します。
歯周病が進行すると顎の骨が溶かされていきますので、CTやデンタルレントゲンにより、歯周病の進行度合いを把握し、治療計画の参考にします。
お口の状態を細かく記録することで、磨き残し、噛み合わせ、歯並び、治療後の変化等を評価します。
これらの検査を通して、患者さんの今を把握し、適切な治療計画を立案し、患者さんの了承を得た後、治療を開始します。
一般的な歯周病治療は、「目に見える細菌」、つまり歯垢や歯石を除去する事を主な目的としています。これはとても大切なことです。
しかし冒頭でもご説明した通り、細菌には「目に見えない細菌」も存在します。
それもしっかりコントロールしなければ、歯周病菌はすぐに増殖し元に戻ります。
そのため、2つの細菌へのアプローチが大切になります。
目に見えない細菌に関しては、当院では次のようなアプローチを行っています。
歯周病菌を殺菌する薬を投薬します。
風邪をひいたとき薬を飲んで除菌するのと同じイメージの治療法です。
歯垢や歯石を除去する際、殺菌水も同時に利用することで、目に見えない細菌も一緒に殺菌します。
歯周病は「顎の骨」を徐々に溶かしていきます。
これが進行すると、顎の骨が歯を支えられなくなりグラグラし、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
グラグラの度合いが大きい場合は、抜歯の選択となることが多いのですが、一歩手前の状態であれば、歯を残す治療法の選択が可能な場合があります。
具体的には「歯周組織再生療法」の選択です。
治療法は2つあり「エムドゲイン療法」と「リグロス療法(保険適用)」があります。これらの治療法により、抜歯せずに対応できるケースもあります。
エムドゲイン療法とは、歯周組織の再生を促すたんぱく質の一種である「エムドゲイン・ゲル」という薬を使って、失った歯周組織を再生させる方法です。
当院では保険が適用される「リグロス」という材料も使用しています。効果は先にご説明した「エムドゲイン」と同様ですが、保険適用になりますので、治療費を軽減することができます。
歯周病治療には「一定の期間がかかる」ものです。
しかし、適応症例は限定されますが、短期集中的に治療を進めたほうが良いケースがあります。
その場合に利用するのが「FMD療法」。
通常の歯周病治療はいくつかのブロックに分けて、処置をしていきます。
しかし、歯周病菌は2週間ほどで再増殖するため、処置したブロックがまた歯周病菌に侵されてしまう事があります。
そのため、1~2回の処置で歯周病菌を駆除し、再感染を起こす隙を与えず、治療効果を大幅に引き上げます。
適応症例は限定されますが、FMDの治療は、「短期」そして「再発防止」という意味で優れた治療になります。ご興味のある方は一度ご相談ください。
冒頭でもご説明しましたが、歯周病は「生活習慣病」です。
つまり、歯科医院でどのような治療をしたとしても、歯周病菌が増殖するような生活習慣が継続されていれば、遅かれ早かれ歯周病は再発します。
この事実をもっと理解して欲しい。
また、話はそれますが、歯周病は「歯が抜け落ちる病気」だけではとどまりません。
最近の研究では次の病気に深く関連してると言われています。
これは歯周病菌が身体に入り込み、上記の病気を誘発すると言われています。
あなたの「身体の健康」を守るためにも、もう一度、歯周病と向き合うことをお勧めします。
本気で歯周病を改善したい、歯を失いたくない、入れ歯になりたくない、齢をとっても自分の歯で食事をしたい、全身疾患から身体を守りたい、と思われている方、当院が全力でサポートします。
ご自身のペースで、まずは生活習慣を改善することから一緒に取り組んでいきましょう。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。